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獅子舞

獅子舞について

獅子は、龍の住まう宮殿を守る役目を持つといわれる霊獣で、現在でも獅子が家や建物を守ってくれるとして、入口の左右に一対の獅子の石像を置く風習があります。獅子は「駆邪と招福」の象徴なのです。
獅子舞の歴史は龍舞よりも古いといわれていますが、その起源は諸説あり定かではありません。
獅子舞には大きく分けて「北方獅子舞(北獅・ペイスー)」と「南方獅子舞(南獅・ナンスー)」の2種類があります。
現在、神戸で中国獅子舞を舞う団体は、神戸華僑総会舞獅隊(幼獅班という子供達を含みます)、神戸中華同文学校舞獅隊、神戸市立兵庫商業高等学校龍獅團、そして南京町龍獅団の4団体で、いずれの団体も「南獅」を舞います。

神戸華僑総会舞獅隊(こうべかきょうそうかいぶしたい)

1979年に結成された神戸で最も古い歴史をもつ獅子舞団体で、その確かな技術には圧倒されます。
神戸在住の華僑青年が中心となって組織されていて、1989年には中国と日本の文化交流に貢献したとして、兵庫県より「ともしび賞」を受賞されました。
また、小さな子供たちが一生懸命に獅子を舞い、楽器を演奏する「幼獅班」の、そのかわいらしい演技は必見です。

神戸中華同文学校舞獅隊(こうべちゅうかどうぶんがっこうぶしたい)

神戸の山手にある神戸中華同文学校の学校創立100周年を記念して、1998年に同好会として活動を始められました。
現在は小学4年生から中学2年生までで構成され、中国の伝統文化の実践にいそしんでおられます。

神戸市立兵庫商業高等学校龍獅団(こうべしりつひょうごしょうぎょうこうとうがっこうりゅうしだん)

春節祭や中秋節など当組合主催のイベントに参加してくださる高校生の部活動で、獅子は「南獅」を、龍は「白光龍」を舞われています。
豊富な練習量に裏打ちされた若さあふれる演技は、お客様に大人気です。

南京町龍獅団(なんきんまちりゅうしだん)

1987年の第1回春節祭に龍舞を舞うため結成された舞龍隊(ぶりゅうたい)から派生して1990年に結成された吼獅堂(こうしどう)が2001年に解散した後、2002年に新たに結成された獅誠館(しせいかん)と舞龍隊が合体し、2008年の春節祭から「龍獅団」として活動しています。
現在はメンバーの減少等にともない活動を縮小しており、おもに春節祭での採青のみに登場します。

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